電気・ガス・水道などの公共料金をQRコード決済で支払うことができたのは、これまでLINE PayだけでしたがついにPayPayで支払いができるようになりました!
さっそく、どれくらい使えるようになったのかをお伝えしていきたいと思います。
PayPay請求書払い
PayPayで公共料金を支払うためには「PayPay請求書払い」を利用します。
メリット
メリットは大きく2つ
・バーコードが記載された請求書をコンビニに持っていかなくていい
・0.5%がボーナスとしてつく
です。
おうちに届いた請求書はこれまでコンビニなどに持っていかなければ、支払いができませんでしたがPayPay請求書払いができたことによってスマホでQRコードを読み込んで支払いができます。
おうちの外にでなくても支払いができちゃうわけですね。これは便利。
あと、0.5%とわずかですがボーナスがつくのも見逃せないです。今まではボーナスなんてつかなかったわけですから。コンビニに行く手間が省け、ボーナスも付くなら利用しない手はありません。
デメリット
デメリットというか、気をつけなければいけない点があります。それは、すべての公共料金を支払えるわけではないということ。
順次、「PayPay請求書払い」が始まっているわけですが、順次利用できるところが増えていくので自分が払いたい公共料金が実際に払えるかどうかを確かめないといけません。
そこで、実際に何が対応しているのかをお伝えしていきます。
電気
・東京電力
・関西電力
・中国電力
・九州電力
・沖縄電力
ガス
・北海道ガス
・東京ガス
・京葉ガス
・大阪ガス
・広島ガス
水道
水道料金を支払える市町村は以下のとおりです。東京や大阪、名古屋などの大都市の水道料金の対応はまだのようですが、それでもかなり多くの自治体で支払いが可能です。
地域 | 市町村 |
---|---|
北海道 | 喜茂別町、京極町、白糠町、新ひだか町、中空知広域、ニセコ町、羽幌町、北斗市、余市町 |
東北 | 青森(五所川原市、弘前市) 秋田(潟上市、鹿角市、仙北市、大仙市、湯沢市、横手市) 宮城(岩沼市、七ヶ浜町、涌谷町、亘理町) 山形(上山市) |
関東 | 茨城(笠間市、桜川市、大子町) 栃木(那珂川町、那須烏山市、那須塩原市、日光市) 群馬(嬬恋村、みなかみ町) 埼玉(さいたま市、日高市、ふじみ野市、宮代町) |
中部 | 石川(穴水町、加賀市、かほく市、小松市、志賀町、津幡町) 福井(あわら市、池田町、永平寺町、越前市、越前町、小浜市、坂井市、鯖江市、高浜町、敦賀市、南越前町) 山梨(忍野村、甲斐市、甲府市、中央市、富士河口湖町) 長野(岡谷市) 岐阜(神戸町) 静岡(下田市、吉田町) |
近畿 | 三重(紀北町、菰野町、志摩市、多気町、玉城町、明和町) 奈良(明日香村、生駒市、宇陀市、五條市、三郷町、高取町) 和歌山(有田川町、有田市、岩出市、紀の川市、串本町、白浜町、みなべ町) 京都(綾部市、大山崎町、木津川市、福知山市、舞鶴市、宮津市) 大阪(大阪市) |
中国 | 広島(尾道市、竹原市) 鳥取(倉吉市) 島根(安来市) |
四国 | 徳島(板野町) 愛媛(伊予市) |
九州 | 長崎(佐々町、島原市、波佐見町、松浦市) 大分(国東市) |
LinePayも公共料金の支払いが可能
公共料金の支払いに関してはLINE Payの方が先んじています。今回PayPayが参入してきたことで、今後ますます競争が激しくなって私達ユーザーにとってより多くの支払いができるようになることが期待できます。
LINE Payのみ対応している公共料金
2020年3月時点でLINE Payしか対応していないものがいくつかあるので紹介してきます。
「北陸ガス」「宮崎ガス」「東京都水道局」「大阪市水道局」などです。
まとめ
ついにPayPayでも公共料金が支払えるようになりました。公共料金の支払いに関しては一歩先ゆくLINE Payとの競争が激しくなって、どんどん利用できるところが増えていくと思います。
今のところは地方に強いPayPay、大都市部に強いLINE Payという構図です。
自分の地域の公共料金は、どのQRコードで支払えるのかを確かめて、賢く支払いをしていきましょう。