Suicaが使えない?関西で使えない路線と使えない状況まとめ

2023年6月28日

関西地域での移動手段として便利な交通系ICカードの一つであるSuicaですが、残念ながら使えない路線や使えない状況が存在します。この記事では、関西地域でSuicaが利用できない路線について詳しく解説します。

また利用はできるけれど、オートチャージができないなど、気をつけなければいけないポイントもあるので、合わせて確認してください。

Suicaは全国で利用可能

まず基本的なところから、押さえていこうと思います。

Suicaは日本全国的に使える路線が非常に多いです。関西地方だけでなく、九州地方や東北地方でも使えます。

昔はSuicaは使えてもICOCAやPiTaPaの地域では使えないなんてこともありましたが、今はお互いに相互補完しているので、Suicaに限らず交通系ICカードを持っていれば、設備だ導入されている場所であればどこでも使えます。

ただ、そもそも交通系ICカードを導入していない路線や、無人駅などが存在する路線などでは使うことができません。また、一部使えない状況が存在するのは確かです。

Suicaが使えない路線

上でも述べているように、ICOCAやPiTaPaが使えて、Suicaが使えない路線はありません。しかし、そもそも交通系ICカードでの決済を導入していない場合には、Suicaが使えません。(もちろんICOCAやPiTaPa、PASMOも使えません。)

地方に根付くローカル電車やローカルバスなどを利用する際には注意がが必要です。

2023年6月時点で関西、中国地方で交通系ICカードを利用できない路線をピックアップしました。また利用できる路線においても、交通系ICカードが使えない駅が存在するので、注意が必要です。

小浜線
山陰線京都~城崎温泉と
伯耆大山~出雲市は使えるがそれ以外は使えない。ただし、一部の使える区間でも使えない駅が存在する
智頭急行
若桜鉄道全線使えない
京都丹後鉄道全線使えない
伯備線一部の駅で使えない
姫新線姫路~播磨新宮間は使えるが、それ以外は使えない
津山線全線使えない
井原鉄道全線使えない
福塩線福山~神辺間は使える
芸備線全線使えない
木次線全線使えない

Suicaが使えない状況がある

また、この他にもSuicaが使えない状況がいくつか存在します。それらを一つひとつ詳しく紹介します。

1. エリアまたがりの移動

上でも述べているように基本的に関西圏内でもSuicaが使えるのですが、「エリアまたがりの移動」を伴う場合は、Suicaが使えません。

というより、「エリアまたがりの移動」の場合はICOCAやPiTaPaも使えません。

エリアまたがりの移動というのは、JR西日本の改札から入って、JR東海の改札から出るというものです。

管理している会社が異なると、交通系ICカードが使えないんですね。

例えばJR東海の管理している「名古屋」で乗って、JR西日本が管理している「京都」で降りるということができないというわけですね。

2.営業距離200km以上の移動

そんなに移動しないかもしれませんが、営業距離で200km以上の移動する場合にはSuicaが使えません。

3.オートチャージ

移動ではありませんが、関西圏でオートチャージができません。オートチャージしたと思ったのに、チャージされてなかったということがあるので注意が必要です。

4.再発行

なくしてしまったりした場合に、再発行してもらいたいと思いますが、Suicaの管轄はJR東日本なので、エリアの違うJR西日本では再発行ができません。

5.一部の駅の券売機など

使える路線でも、一部の駅の券売機において、チャージができなかったり、残高を使って乗車券が変えなかったりします。

 

交通系ICカード決済をしているお店なら買い物ができる

交通系ICカード決済を導入しているところであれば、お買い物ができます。上でも紹介していますが、ICOCAやPiTaPaが使える場所はSuicaでも使えます。

 

まとめ

移動に便利な交通系ICカードSuicaですが、交通系ICカード決済を導入している路線であれば、基本的にはどこでも使えます。ただ、交通系ICカードをそもそも導入していない路線などでは使えませんし、使えない条件もいくつかあるので注意が必要です。

-Suica