世の中の平均年収は400~500万円と言われています。年収1000万円以上の人は1割にも満たず、世間的には勝ち組と言えるでしょう。
そんな年収1000万円以上稼いでいる40代の男性10人に、「子供に何を習わせたいのか?」を聞いてみた結果について書いていこうと思います。
資本主義社会の日本では、これまで以上に貧富の差は大きくなり、「金持ちはより金持ちに、そして貧困層はいつまでたっても貧困層のまま」なんてことになりかねません。
あなたは子供にどんな未来をプレゼントしますか?
年収1000万円以上稼いでいる家庭が子供に習わせたい1位は「そろばん」
はい。結果です。年収1000万円以上稼ぐ40代の男性10人に聞いたところ、10人中8人があげたのが「そろばん」でした。
意外ですか?
習わせたいものとして「そろばん」を挙げた理由としては「頭の回転が早くなるから」というものでした。実際、10人中5人はそろばんを小さい頃に習っていて、そろばんをやったことで頭の回転が早くなったと感じたそうですし、
今回の10人は全員が旧帝国大学以上(東大・京大・東工大・一橋大・北大・東北大・名大・阪大・九大・早稲田・慶応)の理系の出身で、現在の年収は全員が年収1000万円以上あります。
全員が超一流企業に勤めているのですが、40代にもなると世間では難しいと言われている年収1000万円を超えてくるのです。
裏を返せば、旧帝国大学以上あたりを卒業すれば、割と年収1000万円は簡単に手に入りそうだとも言えます。
その彼らが、「自分の役に立った」のが「そろばん」だというのはとても興味深くありませんか?
2位は公文
続いて、2番目が公文でした。これもまた同じ理由で「頭の回転が早くなるから」というものでした。そろばんに続いて計算力や数学が、これまでの人生で大きな役に立っているということのようです。
ピアノや水泳はそこまで人気がない
ピアノや水泳なんかは、世間的には子供に習わせたい習い事の上位にきているようですが、年収1000万円を超える家庭にとってはそこまで上位ではありませんでした。
理由としては、「仕事をする際にそれほど役に立っていないから」だそうです。
確かに、水泳なんかは小さい頃に習っていると「風邪をひきにくくなった」「体育の水泳の授業で自慢できた」ということがあるようですが、実際仕事の役に立っているかというとそういう類の習い事ではないとの認識のようです。
もちろん「ピアノ」や「水泳」を否定するつもりはありません。ただ、年収1000万円稼げるようになるためには、そこまで重要視される習い事ではないと思われているのでしょう。
まとめ
子供に習わせたいものは、たくさんあると思います。それぞれ目的が違いますから、「体力をつけさせたい子には水泳」「上下関係やチームワークを学ばせたいなら、野球やボーイスカウト」「感情豊かに、繊細に育ってほしいならピアノ」などを習わせたら良いと思います。
ただ、年収1000万円稼いでいる人にとっては、「頭の回転が早いこと」や「数学の論理的な思考」のほうが重宝されているというのはとても興味深いです。
教育費は無限にあるわけではありませんし、子供の時間も決められた時間しかありません。あなたは、こどもにどんな大人になってほしいですか?