中国ではQRコード決済がとても流行っていて、その2トップがWeChatPayとAlipayです。中国ではどの店でもQRコードが貼られていて、ほとんどの人がQRコード決済をしています(それだけ現金に信用がないとも言えます)
同じように、日本ではLineが提供するLine PayでQRコード決済ができます。そのLineが、2018年11月27日にWeChatPay(微信支付)との提携を発表しました。
中国最大手のWeChatPayと提携したことで、日本人も中国でLinePayをWeChatPayの代わりとして使うことができるのでしょうか?
LinePayは中国では使えない
結論から言えば、LinePayは中国でWeChatPay(微信支付)の代わりに使うことができません。
今回の提携は、中国人観光客が日本でLinePay加入店でもWeChatPayを使えるようにしたものであって、逆はできないのです。残念! 残念すぎる。
中国ではLineやGoogleが使えない
そもそも、中国ではLineが使えません。(中国政府に情報統制のため規制されているから)なので、使えたらラッキーくらいに思っていましたが、やはり無理なようです。
Line以外にもGoogleやFacebookなども規制の対象になっているため、中国国内では使えません。
しかし、実は抜け道がいくつかあります。その中で私が使ってみて便利だったものを下の記事で紹介しています。
We chat pay はLINE Pay加盟店で使える
逆に、We Chat PayはLine Pay加盟店で使用することができます。これは日本で商売している人には大きなチャンスです。
一時期話題となった中国人観光客による「爆買い」ですが、衰えたとは言えまだまだいろいろなものが買われています。その中国人にモノを買ってもらいたかったら、QRコード決済導入は必須です。
中国に出張に行った際に中国人と話をしていると、現金を持ち歩いていないという人は9割近くいて、普段の生活ではQRコード(AlipayかWeChatPay)しか使わないといいます。それくらい中国人にとってQRコードは日常生活に溶け込んだ決済方法担っています。
中国人観光客にお金を落としてもらおうと思ったらQRコード決済の導入は必須です。
導入すべきは「LinePay」もしくは「PayPay」です。LinePayがWeChatPayと提携したように、PayPayはAlipayと提携していますので、少なくともどちらかの加盟店になっておくことで中国人観光客が決済をしやすくなります。
中国人観光客が多く訪れる地域の人は、LinePayもしくはPayPayの加盟店になることで、大きなチャンスになるでしょう。
宇治の旅館で paypay 導入されてたのには驚きだったけど、それ以上に観光客の7割以上は中国人で圧倒的 Alipay&WeChatPay。ほとんど全てのお土産さん和菓子屋でみかけた。宇治なのに。
— やス (@Yasu0131) 2019年2月24日