東証1部上場企業で採用担当をしていた緒方です。こんにちは。
あなたは面接で遅刻したことはありますか?
うん、誰だって時間を間違えることはあるし、やむにやまれぬ事情で遅刻してしまうことだってある。
けれど、遅刻をしてしまうととても焦りますよね?
面接に遅刻すると不採用になるのか? どんな理由だったら面接官にいい印象をもってもらえるのか?
そこのところを採用担当者としてズバッと書いていきます。
目次
遅刻をする人はどの程度いるの?
これまで採用面接を1万人以上してきましたが、遅刻をする人はやっぱりいます。
あくまで私がいる会社の場合ですが、遅刻をする人は100人に1人くらいです。
正直なところ、採用面接に遅刻をしてくる人はほとんどいません。
遅刻の理由はどんなものが多いの?
遅刻の理由として、どんなものが多いのかというと
・電車が(人身事故等)遅れました
・バスが(事故渋滞等)遅れました
などの、「公共交通機関に乗っていたのだけど事故で遅れた」という理由が圧倒的に多いです。
そして、これが一番無難な回答だと思います。
基本的に、公共交通機関の事故の遅れで責めることはできません。
ただし、同じ公共交通機関の遅れでも「天候を理由にした遅刻」はやめておいたほうが無難です。
それは雨や雪で渋滞するだろうことはある程度予想できるからです。事故は予想できませんが、天候は予想できるため理由としては少し弱いです。
遅刻の少数派意見
お腹が痛くなって・気分が悪くなって
「お腹が痛くなって」「気分が悪くなって」等の理由で遅刻をする人も中にはいます。
もちろん健康上の理由なので、その人を責めることはしません。けれど、「体が弱いかもしれない」「仕事を長く続けられないかもしれない」と不安に思う面接官もいますので、あまり使わないほうが良いと思います。
前の選考が長引いてしまって
ほとんどいませんが、「前の選考が長引いてしまって」という理由で遅刻をする人もいます。
しかし、これは止めておきましょう。
「面接が遅れるかもしれないという予想を立てられていない」
「うちの会社よりも志望度が高い会社がある」
と思われてマイナスに働きます。
遅刻をしたら何をしたらいいの?
もし遅刻をしてしまいそうなら、面接の時間前に担当者にすぐ連絡をしましょう。
そして、連絡をせずに遅刻をするのは絶対に止めましょう。
連絡をしないで遅刻したら不採用の確率がかなり高くなります。
遅刻をしたら不採用になる?
結論からいえば、遅刻をしたからといって不採用になるわけではありません。
面接官の中には、「遅刻=不採用」と決めている人がいるかもしれませんが、そんな企業とは縁がなかったと思えばいいです。
遅刻の理由が納得できるもので、面接官が不安にならなければ普通の面接と変わりません。
もしあなたが遅刻をしてしまったとしても、誠意をもって対応すれば大丈夫です!