転職する時に気をつけたい「怪しい会社」の調べ方

2018年10月29日

転職をする際には、「給料はいくら?」「どんな仕事をするの?」「どこで働くの?」なんていうことを調べると思います。

しかし、世の中には気をつけてほしい「怪しい会社」が存在します。

怪しいと一言でいっても「倒産しそうな会社」「離職率が高い会社」「ワンマン社長な会社」など色々あります。

転職をしてから後悔しないように、自分が転職しようとしている会社は大丈夫なのか? 最低限調べてから入社するようにしましょう。

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上場企業なら四季報は絶対確認すべし

あなたが入社しようとしている会社が東証やマザーズなど株式を上場しているような会社なら四季報は絶対確認しましょう。

四季報には「事業内容」「平均年収」「人数構成」「注力している事業」「弱み・強み」などがわかりやすく書いてあります。

普段四季報を読む人は株取引をしている人や、営業マンが取引相手として大丈夫なのかどうかを判断する時などによく使っています。

転職する際に四季報で少なくとも見ておきたいのは
・5年間の売上と利益
・上場した年
・資本金

の項目です。

間近5年間の売上が順調に右肩上がりに伸びているようであれば、今後も伸びていく可能性が高いでしょう。一方で、売上がずっと伸び悩んでいる、右肩下がりが続いている会社などは事業縮小、リストラなどが行われる可能性がありますので注意が必要です。

上場した年というのも大事です。上場したて5年位だと、この先10年、20年経った時に存続しているのかも怪しいです。もちろんどんな会社だって始まりはありますから不安になりすぎるのはよくありません。

それでも上場して5年続く会社と50年続く会社では経営ノウハウがまるで違います。あなたが経営が安定した会社で働きたいという思いがあるなら、上場した年は確認しておいたほうが良いでしょう。

資本金は「会社の体力」を教えてくれる1つの数値です。基本的には大きな会社になればなるほど資本金は多くなります。資本金が数千万円程度の会社は体力がほとんどありません。資本金は10億円くらいはみたいところです。

就職四季報で離職率を調べろ

四季報の中には就職に特化した四季報があります。それが「就職四季報」です。

主に新入社員用のデータが載っているのですが、転職する時にも大いに役立ちます。その中の一つが「間近3年間の離職率」です。

3年間の離職率が3%以内なら優秀、10%以内で普通、10%以上ある会社は注意をしたほうが良いです。

また、就職四季報に載っているデータは基本的にはその会社の人事が記入します。

ですので、会社にとって不都合なデータは非公開にすることができます。就職四季報をみて「離職率が非公開」になっているような会社は注意しましょう。

また、どれだけ公開しているのか? ということも載っていますので全体的に非公開の項目が多い会社は気をつけたいところです。

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取引先に大企業の名前をたくさん書いているところは気をつけろ

会社のホームページにアクセスしてみると、取引先は「○○自動車」「○○電気」「○○鉄道」というように大企業と取引しているということをうたっているところがあります。

「大企業と取引しているから安心ですよ」と伝えようとしているのだと思いますが、これを鵜呑みにしてはいけません。

そもそも書いてあることが本当かどうかなんてわかりません。逆に大企業側のホームページに会社名が書いてあるのであれば、そちらのほうがはるかに信頼度が高いです。

また同じようなもので、やたらと有名人を使いたがる会社も気をつけましょう。有名人が広告に出ているから大丈夫そうな会社なんて思ったら痛い目をみます。

有名人だって広告に出るのはお金がもらえるからです。事業内容が問題ないことを確認した上で承諾しているとは限らないことをよく知っておきましょう。

小さな出来事を頻繁にプレスリリースしている

小さな出来事でも頻繁にホームページなどにプレスリリースしている会社は注意をしたほうがいいです。

これは「小さな出来事でも注目を浴びたい」という経営者の必死な思いがあるかもしれませんが、一部の企業ではプレスリリースをして後ろ暗いことから目をそらさせたいから行っているところがあるからです。

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