【体験談】うつ病になった48歳、元技術次長がそれでも働き続ける理由って何?

こんにちは。高田といいます。化学メーカーで技術次長をしていました。

「していました」というのは、もう技術次長ではなく人事部で教育の仕事をしているからです。

なぜ、そんなことになったのかというと、3年前にうつ病になって休職せざるを得なくなったからです。

今回はあなたに「私の二の舞になってほしくない」からお伝えします。

あなたがもし「責任感が強い」「部下の分まで頑張る」タイプならうつ病になる可能性がありますので、ものすごく気をつけてください!

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技術開発が楽しかった30代

私の30代のころは自信に満ち溢れていました。地元の国立大学を卒業して、入社してからというもの様々な製品を開発していましたし、自分の頑張りに比例して成果も大きくなっていました。

周りのみんなも「高田さんの開発力すごいな」「スピードが尋常じゃないな」と言ってくれていたこともあり、これから「この製品をもっと売り出すぞ」「ゆくゆくは役員にだって!」と思っていた時期です。

その頃はとにかくがむしゃらに働いていました。部下も4人ほどついていましたが、仕事が多くなっても「人一倍働くことで部下の士気を高めることができる」と思っていたので毎日日付が変わってから帰るという毎日でした。

40歳になってから順調に出世

その後も製品開発を進めていた結果、40歳で課長、45歳で技術次長になることができました。

しかし、30代の時とは違って課長、次長になるに従って責任は重大、更に仕事は多くなり帰宅時刻は遅くなっていきました。

今振り返ってみても、仕事しかしていない時間でした。

家に帰っても奥さんや子供は寝ているし、会社を出るときにもほとんど顔を合わさない。

土日もどちらかはかならず出社していたので、家族サービスらしいサービスもしていませんでした。

けれど、少しずつ給料が上がっていたので、このまま頑張ればいずれ部長。もっと上にだって!という思いがどうしても捨てきれませんでした。

しかし突如うつ病に

しかし、そんな未来を信じていた時間は突然終わりを告げます。

不調は少しずつ感じていたのですが、朝起きてもなかなか布団からできることができなかったり、ひどく会社にいきたくなくなったりしていきました。

頭では「会社に行かなければ」と理解しているのですが、それ以上に苦しいのです。

私の姿を見ていてたまりかねたのか、奥さんが「あなた大丈夫? 最近やっぱりおかしいわ」と助言をしてくれ病院に行ったところうつ病だと診断されました。

まさか、私がうつ病になるだなんてまったく思っていませんでした。

お医者様からは会社は休むように言われ、順風満帆に思われた会社人生はいきなり幕を閉じました。

休職中のモヤモヤと会社復帰

病院に通ってもらった薬を飲むことで、段々と症状は軽くなってはきましたが、「いつかは会社に戻って働かないと家族を養えない」というモヤモヤとしたものがずっとありました。

しかし、ストレスが原因でうつ病になったので、元の職場に戻ることにはとても抵抗がありました。戻ったところでうつ病がひどくなることは目に見えていたからです。

ですので、復帰する際に職場の上司と相談して部署の配置転換をお願いしました。

会社も同じ人間をなんども休職させてはいけないので、この願いはすんなり通りました。

そして、現在の人事課に配属されることになったのです。

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平社員だけどとても充実している

以前は技術次長という肩書でしたが、今は平社員です。

責任についてはものすごく軽くなりましたし、ほぼ毎日定時で帰ることができるようになりました。心身にかかるストレスは激減です。

家に帰ってから、かわいい愛娘と奥さんとの時間がものすごく楽しいんです。

以前は、「会社で出世することが男の生き様」みたいに考えていたことがありますが、今なら大きな声でいえます。

出世だけが人生じゃないし、出世しなくても人生は充実するから安心して!

部長や役員は出世競争を生き残ったタフな人ってことを忘れてない?

会社に入って、出世して部長や役員になる。

たしかに、そのポジションだけ見たら羨ましく感じるでしょう。

けどね、その人たちは、その役職になるために、ものすごいストレスにさらされて生き残った人たちだからね!

部長になれるのは10人に1人くらい、役員だったら100人に1人くらいですからね。

なれない人が大半を占めるのに、そのポジションに行こうと思ったら半端じゃない努力をしなければいけないです。

あなたがもし役職にだけ憧れていて、そこに登りつめるための努力が見えていないのなら、危ないです。

私みたいに、ストレスに押しつぶされて病気にならないようにしてください。

気になる生活水準はどうなったのか?

平社員になったら生活水準も下げないといけないんじゃないの?

そう思われるかもしれませんが、確かに昇給額は少し減りましたが支給額はほとんど減っていません。減ったのは役職手当分くらいです。

日本の企業の大半は、そんな簡単には大幅に給料は下げてきません。(外資企業は別ですよ)

ですので、私の生活は以前と比べても全く変わりありません。

生活水準は下がっていませんが、プライベートな時間がめちゃくちゃ充実していますので、幸福度は以前よりも格段に高くなっています。

もし、あなたが「出世しなければいけない」なんて思っているのでしたら、私のことを思い出してください。そうすれば、あなたが本当に何を求めているのか? をもう一度考えることができるはずです。

あなたの人生はあなたのものです。会社のための人生じゃありません。素敵な人生があなたに訪れますように!

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