「あの人の下で働きたい」憧れの上司に共通する5つのこと

2018年9月23日

部下を持つ上司なら、「自分のもとで働きたい」と部下が思ってくれるのはとても嬉しいですよね。

部下に慕われていると、仕事はしやすいですし、上司からの評判もよくなります。

会社人生を送っていく上で、部下たちから憧れられることは大きな財産になります。

今回は、部下から「あの人の下で働きたい」と思わせてしまう上司に共通する項目を5つ紹介していきます。

あなたは更に部下から慕われることができるでしょうか?

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1. 部下の失敗に寛容&責任をもつ

人生経験を積んだ上司にありがちなのは「自分の感覚で部下に仕事を与えてしまうこと」です

これはいけない。ダメ上司の典型です。

「これくらいの仕事なら30分でできるだろう」
「レポートの精度はこの程度だろう」

なんて、「今のあなたの実力値」で部下に仕事を与えていませんか?

最初は誰だって仕事が遅いですし、失敗もします。あなただって入社当時は今ほどのスピードや精度で仕事はできていなかったはずです。

それを部下に求めてはいけません。

部下は精一杯やっているのに、優れているあなたにはスピードも質もかなわないでしょう。けど、それを叱責されたらやる気がなくなってしまいます。

部下の失敗には寛容に、そしてその失敗に対してはあなたがしっかり責任を持つことが必須です。

2. 部下に任せる

優れている人の中には「自分でやった方が早い」「自分の指示に従ってすべての仕事をこなして欲しい」と思う人がいます。

しかし、部下はロボットではありません。一人の人間です。

すべてあなたの指示で物事をこなさなければいけないのであれば、それは部下の人格を否定していることにつながってしまいます。

それはそうですよね、「指示に従ってくれさえすれば誰でもいい」わけですから。

それでは、部下はあなたを信用しませんし、そもそも部下の成長を妨げることにつながってしまいます。

後々になって「後継者がいない」なんて言っても、それはあなたが部下を信頼して任せなかったから成長しなかった結果です。

自分を成長させてくれる人はあこがれの対象になりますし、部下の成長のためにもとても良いことです。

最初は危なっかしいと思うかもしれませんが、徐々に成長してゆけばあなたの右腕になっていくでしょう。

ぜひ、部下に仕事を任せてあげてください。

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3. 有給を自らとる

これまでの日本社会は「有給を取らないことが美徳」みたいなところがありましたが、今はもう、そんな時代ではありません。

有給をとらせないような会社は人がどんどん流出していってしまいます。

また、流出しないにしても「他の会社は有給取らせてくれるのに、どうしてうちの会社は取らせてくれないんだ!不公平だ!」と不満がたまってしまいます。

「だったら、有給取ったらいいじゃないか」

そう思うかもしれませんが、そもそもあなたは有給を全部消化しきれているでしょうか?

上司が有給を消化しなければ、部下は有給を消化できません。そういうものです。

ですので、あなたが率先して有給を取りましょう。そして、できるなら「私も有給取るから、あなたたちも有給を取りなさい」と指示を出すとなおいいでしょう。

4. 自分の考えを何度も伝える

あなたが部下に指示をします。しかし、部下は「なぜあなたがそんな指示をしているのか」を理解していることはほとんどありません。

「うそでしょ? 支持しているんだから、私が伝えようとしていることわかるでしょ?」

そう思いますよね? でも、それはあなたの単なる思い込みです。あなたがしようとしていることを部下が理解しているなんていうのは幻想です。

これは有名なドラッカーも本の中ではっきりと述べています。

理由がわからないのにさせられる仕事は苦痛で仕方がありません。部下に指示を与える時は「どうしてそれを部下にお願いしようと思ったのか、なぜそれをやらなければいけないのか?」を何度も伝えてあげるようにしましょう。

人はすぐに忘れる生き物です。たった一度説明しただけでは理解されないことがほとんどなので、根気よく何度も説明してあげてください。

それができれば、部下の動きが見違えるように良くなるはずです。

5. 叱る時は個別に、褒める時は大勢の前で

上司である以上、部下の仕事に対して叱らなければいけない場面があります。

しかし、叱る時には他のメンバーがいないところで、1対1で叱ってあげてください。

他の人がいる時に叱られると、部下の自尊心がものすごく傷つけられるからです。1対1であれば、叱られた内容に集中できるため叱った効果も大きくなります。

一方で、部下を褒める時には大勢の前で褒めてあげましょう。

みんなの前で褒められるとやる気がでますし、あなたについていきたいという気持ちが強くなります。

結局のところ、人は承認欲求がとても強いということに忘れないで欲しいです。

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