iPhoneにはApplePayという便利な機能があり、Suicaを登録することでスマホだけで改札も通れるようになりますし、売店で買い物もできるようになります。
とても便利なので手放せなくなるのですが、最初に使う時は「アプリを起動していなくても改札を通れるの?」「ちゃんと反応するの?」など不安になってしまいますよね。
iPhoneのwalletにSuica入れたはいいんだけどさ、これで本当に改札通れるのか不安しかないんだけど 地元じゃ試せない…
— う み (@UMI_USHI333) 2019年2月14日
今回は改札でスムースに通れるようにするための設定や、通れなかった時の原因について紹介していきます。
目次
アプリを起動していなくても使える
結論からいえば、アプリを起動していなくてもsuicaは使えます。ただし、エクスプレスカードに登録しておく必要があります。
【エクスプレスカードの設定】
iPhoneの「設定」-「WalletとApple Pay」-「エクスプレスカード」でSuicaを選択
わざわざロックを解除して、アプリを起動してなんてしなくても使えますのでとっても便利です。
使えない時の原因
エクスプレスカードに登録していても、たまにsuicaが反応しないことがあります。そんな時はいくつかの原因が考えられますので、1つずつ確かめてみてください。
1. 残高が足りない
初歩的なところで残高が足りない場合は、使えません。残高を確認して足らないようであればチャージしてから使いましょう。
2. スマホの上部先端を当てていない
iPhoneのアンテナは端末の上部先端にありますので、当所が悪いと反応しません。
改札や読み取り機に先端をゆっくりしっかり当てることで認識するかもしれません。
3. 電源が切れている
プラスチックカードのSuicaであれば、電源は不要なのでいつでも使えますが、iPhoneの場合は電源が入っていなければSuicaとして使えません。(iPhone XS、iPhone XR は、充電が必要な状態になってからでも最大で 5 時間は予備電力により使えます。)
もし、乗っている最中に電源が切れてしまったら改札窓口に行きましょう。
4. エクスプレスカードのカードが別のSuicaになっている
ApplePay(Wallet)には複数枚のSuicaを登録できますが、エクスプレスカードに登録できるのは1枚だけです。
使おうと思っているSuica、もしくは残高が残っているSuicaに変えてみましょう。
iPhoneの「設定」-「WalletとApple Pay」-「エクスプレスカード」で使いたいSuicaを選びましょう。
5. スマホのセキュリティ項目を変更した
スマホのセキュリティ項目を変更するとWalletアプリからSuicaが削除されることがあります。そうなると使えなくなってしまいます。Suicaの情報はiCloudに保存されるので復元ができます。
「Walletアプリ → +ボタン → 続ける → 使いたいSuicaを選択 → 利用可能になりました」で復元完了です。
※ただし、Apple IDを別のものにしてしまうと復元できなくなるので注意が必要です。
6. 他の端末にSuicaを移動させてしまった
ほとんど可能性がないと思いますが、改札の中に入ったあとに、別のSuicaに切り替えたりApple WatchにSuicaを移動させるなどすると反応しなくなります。
よくわからない時はヘルプモードを使用
残高がうまく反映されていなかったり、改札口や読み取り機が作動しなかった場合には「ヘルプモード」を使いましょう。パソコンでいうところの、再起動やセキュリティモードのようなものです。
「カード読み取り済み 今回のご利用に支払いは発生しませんでした」というメッセージが出ている時などもヘルプモードを使うといいでしょう。
【iPhoneの場合】
アプリの「Wallet」→ 使用するSuicaを選択→ もしくはボタン →ヘルプモードをオンにする → Touch ID/Face IDを実行
【Apple Watchの場合】
ロック解除 → サイドボタンをダブルクリック → 使用するSuica を選択 → 画面を押す → ヘルプモードをオンにする